「粉ミルクって、調乳後どれくらい持つの?」と迷ったことありませんか?
結論から言うと、常温なら2時間以内、冷蔵(5℃以下)なら24時間以内が目安!
ただし赤ちゃんが口をつけた場合や、暑い環境ではもっと短く考える必要があります。
この記事では、粉ミルクの「安全な保存時間」と「作り置きの注意点」をわかりやすく解説します。
粉ミルクは調乳後何時間もつ?基本ルールと目安

赤ちゃんに作った粉ミルク、「これってどのくらいもつの?」と気になりますよね。
実は保存の仕方によって安全に飲める時間が大きく変わります。
ここでは、厚生労働省のガイドラインをもとにした基本ルールを整理してみましょう。
常温(25℃前後)
赤ちゃんがまだ口をつけていない哺乳瓶なら、2時間以内が限界。
長時間置いておくと菌が増えやすくなるため、飲み残しは潔く処分することが大切です。
冷蔵庫(5℃以下)
調乳後すぐに冷蔵庫に入れれば、最大24時間以内は保存可能。
ただし温め直すときは必ず人肌程度に戻し、再び冷蔵に戻すのは避けましょう。
赤ちゃんが口をつけた哺乳瓶
これはもっとも注意が必要。
赤ちゃんの唾液が入ることで菌が一気に増えるため、20〜30分以内には処分するのが鉄則です。
厚生労働省も「調乳後はすぐに与えるか、保存するなら冷蔵庫で24時間以内」と明確に示しています。
- 常温(25℃前後) → 口をつけていなければ 2時間以内 に飲ませ切る
- 冷蔵庫(5℃以下) → 調乳後すぐに入れれば 最大24時間以内
- 赤ちゃんが口をつけた哺乳瓶 → 20〜30分以内 に処分
厚生労働省のガイドラインでも「調乳後はすぐに与えるか、保存するなら冷蔵庫で24時間以内」と示されています。
安全の基本はシンプル。
「早めに飲ませ切る」「長時間放置はしない」。
これさえ守れば、赤ちゃんもママ・パパも安心してミルクタイムを過ごせますよ。
作り置きする場合の注意点と安全な方法
どうしても夜間や外出時など、粉ミルクを作り置きしておきたい場面はありますよね。
そんなときでも、次のルールを守れば安心して使えます。
- 清潔な哺乳瓶に調乳する
哺乳瓶や乳首はしっかり洗浄・消毒したものを使用。
最初の段階から清潔を保つことが安全の第一歩です。 - 作ったらすぐに冷蔵庫(5℃以下)へ
常温に置くのはNG。調乳後は速やかに冷蔵保存しましょう。
菌の繁殖を抑えるには、温度管理がカギです。 - 与えるときは湯煎で温め直す(電子レンジはNG)
電子レンジだと加熱ムラができてやけどの原因になることも。
必ず湯煎で人肌程度に温め直すのが安全です。 - 温め直したミルクは2時間以内に使い切る
- 再加熱したミルクは長持ちしません。
飲み残した場合も、潔く処分するのが鉄則です。
特に注意したいのは、一度赤ちゃんが口をつけたミルクや飲み残しは、時間が経っていなくても処分すること。
ここが衛生管理の最重要ポイントです。
作り置きをうまく取り入れることで、夜中やお出かけ先の授乳も少しラクに。
ただし「安全第一」のルールをしっかり守って、安心できるミルクタイムを実現しましょう。

環境によって保存時間は変わる!
粉ミルクの保存時間は一律ではなく、置かれる環境によって大きく変わります。
だからこそ、そのときの状況を考えて「どのくらい持つか」を見極めることが大切です。
夏場や室温が高い部屋
常温保存は特に危険!高温多湿の環境では菌が一気に繁殖しやすいため、作ったらできるだけ早く飲ませ切るのが鉄則です。
外出時
短時間の持ち運びなら、保冷バッグ+保冷剤を使えばOK。ただし冷たすぎても赤ちゃんは飲めないので、与えるときは必ず人肌程度に温め直しましょう。
哺乳瓶や乳首が清潔でない場合
ちょっとでも洗浄が不十分だと菌が繁殖しやすくなり、保存時間はさらに短く考えなければいけません。清潔管理が保存時間を左右することを忘れずに。
環境や状況に応じて「何時間持つか」をシビアに調整するのが安心。
常に赤ちゃんの安全を第一に考えた判断を心がけましょう。
- 夏場や室温が高い部屋 → 常温保存は危険!できるだけすぐ飲ませる
- 外出時 → 保冷バッグ+保冷剤を使えば短時間の持ち運びは可能
- 哺乳瓶や乳首が清潔でない場合 → 菌が繁殖しやすく、保存時間は短く考える
哺乳瓶ポーチ は保冷・保温どちらにも対応するから、ミルクはもちろん離乳食やマグまでしっかり温度キープ。
大容量なのに軽量で持ち運びやすく、外出先でも安心です。

まとめ|粉ミルクの保存は時間管理がポイント
粉ミルクはとてもデリケートな食品だからこそ、時間管理が最大のポイントになります。
- 常温(25℃前後):2時間以内
- 冷蔵(5℃以下):24時間以内
- 赤ちゃんが口をつけたら:20〜30分以内に処分
これが基本の目安です。
ただし、室温が高い夏場や哺乳瓶の清潔度が不十分な場合は、保存可能時間がさらに短くなることもあります。
赤ちゃんの安全を守るためには「作ったらできるだけ早く飲ませる」ことが鉄則!
これを心に留めておくだけで、毎日の授乳がぐっと安心になりますよ。